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 今回かねきよが自転車で目指すマルハンは北海道の最北端にある…つまり日本最北のマルハン、稚内店。前回終了した名寄店から実に180kmも離れている。特に問題なのが、途中の道程に“ここ”という拠点がない事(コンビニすらあまりない)。不安を拭えないままかねきよは名寄店を出発する。
 名寄店のスタッフから預けておいた自転車を受け取り、出発。しばらく漕いでいると平坦な道路はいつしか高低差の激しい山道に変化していく。すると、事件は下り坂で起こった…。「転倒」。しかも下り坂だったため、かなりのスピードが出ており、さらに後ろから聞こえる車のエンジン音。「死」の恐怖を感じたかねきよは、車道に飛びだすのを避けるため、無理やり体をねじり歩道に倒れ込んだ。自転車のライトは破損し、服にもその衝撃を物語る穴が開いた。まさに九死に一生。車の存在はかねきよの勘違いだったため最悪の事態は免れたが、ひざ小僧を擦りむくなど人生で数回あるかどうかの冷や汗を掻いたのであった。
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 その後、かねきよはスピードをセーブしながら一歩一歩地道に進んでいく。峠を越え、雨を凌ぎ、狭いトンネルを通過する。サロベツ原野を越えた辺りからは、歩道のしっかりしたオホーツク海沿岸の道を漕いだ結果、3日間を掛けてノシャップ岬(稚内)に到着した。ノシャップ岬のとても一言では言い表せない夕日の美しさがかねきよの到着を歓迎する。
 翌日はノシャップ岬から稚内駅方面に向け出発。観光スポットの「北防波堤ドーム」や稚内公園を通り、2時間後日本最北のマルハン、稚内店へ到着したのだった。
 稚内店のスタッフの方々は非常に協力的で優しく、かねきよの激走も無駄ではなかった事が証明された。最後にわざわざこの企画のために製作して頂いた幕を広げ、笑顔いっぱいでスタッフの皆さんと記念写真を撮るかねきよだった。
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